お金がない時に助けてくれる人 パパ活掲示板で知り合った小麦ちゃんは、そのハンドル名の通り、今日のような夏の日差しがよく似合う小麦色の肌をした元気な女の子だった。 実家は果物園をやっていて、夏休みなどは毎日親の手伝いで畑仕事をしている内に、小麦色の肌がデフォルトになったそうだ。 上京して飲食店勤務をしているが、実入りが薄くて、こうしてパパ活掲示板を通して定期的にパパ活をしているらしい。 そんな小麦ちゃんと連れだってホテルに入ると、真夏日のサービスと言う事でスイカの差し入れがあった。 均等に三角形に切られた瑞々しいスイカを前にして、小麦ちゃんは「わあ」と目を輝かせた。 「スイカ、大好きなんですよ」 と、小麦ちゃんは貪るようにスイカを食べ始めた。スイカを食べると言うよりもスイカを吸い取っているような豪快な食べ方が微笑ましくて、僕も真似をして彼女と並んでスイカを食べた。 小麦ちゃんの実家は過疎が進むド田舎で、昭和時代の生き残りのような古民家だそうだ。 夏の暑い盛りは縁側に出て、冷たい水を張った金盥に足を突っ込みながら、おばあちゃんが切ってくれたスイカを食べるのが楽しみだったらしい。 今でも、毎年、夏休みは実家に帰って、縁側スイカを楽しんでいるそうだ。もっとも、おばあちゃんは数年前に他界しているそうだが。 僕も、やっぱり夏と言えばスイカである。スイカを食べないと夏が来た気がしない。 技術の発展で年がら年中スイカを食べられるようにはなったが、水分の多い冷えたスイカが美味しいのは夏の盛りに限る。 すると、小麦ちゃんは「私がパパ活掲示板をやってるのはね、実家に仕送りするためなんだ」と話し始めた。 実家の果物園の経営が苦しいらしい。果物園で頑張っていた祖父母も他界して、小麦ちゃんの両親は、廃業して土地を売って都会にマンションでも借りようかと言う話になっているそうだ。 「だけど、私、田舎が好きなんだ。あの縁側で食べるスイカが最高なの」 小麦ちゃんが少ない生活費からパパ活で実家に仕送りをしているのは、都会に疲れた自分を癒してくれるあの光景を守りたいからだった。 小麦ちゃんは、実家に仕送りを続けながら、その内に理解ある人と結婚して果物園を継ぎたいと言う事だった。 「どうですか?私と田舎でスイカ作りしません?」 小麦ちゃんはそう言って冗談っぽく笑った。 僕は、それも悪くないかも?と思いながら、小麦ちゃんのスイカ味の唇を優しく吸い取った。 割り切り 円光
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